2011年10月31日

フィリピン人家族の長男ビボイ君(6歳)念願の小学校に入学!おめでとう!

私たち日本語塾(和)でお世話をしていますフィリピンより来られた家族の長男ビボイ君(6歳)が5月より通常より少し遅れましたが日本の小学校に無事入学ができました。

今年の2月より家族で日本に来たばかりで全く日本語が話せなかった状態からの
小学校入学です。

私たちボランティアの協力で何とかビボイ君を一刻も早く小学校に入学させてあげる事が彼にとって一番幸せに繋がると考え、我が日本語ボランティア代表森田氏の小学校入学に向けての取り組みが始まりました。

当初は心配事が一杯で

日本語が全く話せない状態ではいじめに合うかも・・・
授業に付いていけなくて本人が嫌になってしまのでは・・・
学校でサポートしきれず迷惑になってしまわないか・・・

心配を少しでも和らげるためにはとにかく日本語を彼に教えてあげる事が急務で、小学校に入学する時期が遅れるほど日本人との溶け合いも難しくなると考え、毎日彼に日本語を教えていかなければならない事となり、夜間に教室に来ての授業が幼い彼には無理でしたので、家にいっての授業となりました。

森田氏の授業日誌によりますと
4月1日(授業最初の日)
・あいうえお かきくけこの練習
・あいさつ
・名前の言い方(私の名前は○○○です)
・1〜10の数え方(時計を見ながら何時?)
・最後に本を読んであげる

こんなところからの出発です。

私たち日本語塾(和)は、昨年10月に発足して、その後日本語教育の勉強を毎週重ね今年3月より実際に外国の方の受け入れ開始したばかりで、彼の小学校入学は最初の大きな目標となりました。

この日から、実際にビボイ君が学校に行くまでの5月10日までの約一ヶ月間毎日(日曜・祭日以外) 森田氏による特訓が開始です。

努力を重ねた結果、4月の後半には最低限の日常会話に必要な語学力が彼に付いたと考え、市の学校教育課と打ち合わせを行い、4月28日に市役所の学校教育課にて教育委員会の方とお会いし入学手続きに望みました。

そのような状況下では6歳のビボイ君は緊張してしまい普段の力を発揮できないのでは・・・
はたしてきちんとビボイ君が受け応えが出来るか・・・
など心配でありましたが、なんとかきちんと受け応えも出来て無事に手続きが終了いたしました。
posted by nj_wa at 18:09| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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